[日曜不定期更新エッセイ] 日本人が苦手な特性のせいで情報化に遅れがち、という話

 戦略的思考とは何か

最近読んでる日本史の本だけどなかなか難しい、日本は太平洋戦争の時から軍隊を運用する時とか常に木を見て森を見ずみたいなドグマに陥りがちだったから
日本人の民族的弱点って何だろう、そんな事に思いを馳せながら日々を過ごしている…無限遠点を想いながら…
この本の冒頭より引用、日本人というのは、過去の経緯で出来上がっているものを工夫して改善していく点ではおそらく世界一といえるくらいの能力を発揮するのですが、肌で感じないとなかなか理解しない国民なので、何もないところに論理的な整合性のある建築物をつくり上げるということになると、はたと当惑してしまう所があるそうです。←この言語化が適切であるとする ならば、日本が先進国と比較してジョブズの企業に代表される様なイノベーションが見いだせていたない。情報化が遅れているのは必然なのではないか、と一人合点した。                                         もっと言えば、日本が大和に代表される空母艦隊を第一次世界大戦の頃から前例主義に基づいて「如何に職人気質に性能を追求するか」よりも「如何に用途を変更するか」という観点で運営出来なかった。山本五十六の編み出した空母により迎撃は当時は先進的だったがこれが日本の先程述べたの後者の観点、すなわち戦術では無く戦略の観点において欠如していた。